檜のサイコロカレンダーのデザインと設計 【製作編】

前回に続き今回はサイコロカレンダーの製作をご紹介いたします。

木材加工 檜(ヒノキ)

ヒノキ(檜) - 庭木図鑑 植木ペディア

今回使用する木材檜は、ヒノキ科ヒノキ属 常緑針葉樹です。
檜は、寺社建築をはじめ高級建築材として使われるほか、造作材、家具材、建具材、曲物材など幅広く用いられています。あらゆる面に重宝される材料で日本が世界に誇る優秀な木の代表。世界の針葉樹の中で最も優れた材であると言われています。杉とともに日本で最もよく用いられる建築材ですが、特に木曽材、吉野材は高級品として人気が高いです。

木材加工は協力業者様より支給いただいております。
加工の様子

まず材料の選別を行います、節や傷や穴が空いていないものを選びます。
その材料に指定寸法に収まるよう墨付けをし切断・削り・研磨にて仕上げていきます。
この作業で重要なのは加工機の刃物の研ぎ具合、この刃物で精度感や表面の品質大きく変化します。

文字を材料に彫刻 焼印 レーザー加工

彫刻面にマスキングを彫刻していきます。
木口面の左と右から二番目は少しこんがりと焦げ茶色に焼き上がっています。

塗装

ワトコオイルを刷毛塗りで塗装していきます。

墨入れ 彫刻部分の凹箇所にペイント

凹んだ箇所に塗料を塗る墨入れ方式で作成します。

塗料は木材と相性のいい
Delta Ceramcoatの02505を使用し筆で塗料を塗布します。

仕上がり

無垢無塗装バージョン
塗装墨入れバージョン

二種類製作させていただきました、どちらも素敵ですね。

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